1947-11-25 第1回国会 衆議院 農林委員会 第51号
しかも坑内勞働者はそれに加うるにまた一合もらつておる。家族もまた三合もらつておるというようなことでありながら、あの山の奥まで大木を伐採して、苦勞しておる勞働者は五合である。家族も何の配給も受けないということでは、とうてい生産できない。しかも石炭の生産にあたりましては、申すまでもなく坑木がなければ全然石炭が出ない。そういう根本の資材を生産するのであります。
しかも坑内勞働者はそれに加うるにまた一合もらつておる。家族もまた三合もらつておるというようなことでありながら、あの山の奥まで大木を伐採して、苦勞しておる勞働者は五合である。家族も何の配給も受けないということでは、とうてい生産できない。しかも石炭の生産にあたりましては、申すまでもなく坑木がなければ全然石炭が出ない。そういう根本の資材を生産するのであります。
しかしながら、これは結論に達しておらぬというのは、非常な正確な意味において言つておるのでありまして、この問題に關しては、すでに閣議で決定もしておりますので、形はどういう形になるかは知りませんが、しかし大體こういう坑内勞働者諸君の要求に相當程度應ぜられることになるということは、ここに斷言して差支えないと思います。
ただこれまでの炭鑛勞働組合のいわゆる運營というものが、西田さんのお考えのように、坑内勞働者が多いにもかかわらず、大體その炭鑛勞働組合というものを指導している人が坑外勞働者が多いということも事實なのであります。